ご両親様のプラチナ素材の婚約指輪と結婚指輪を使用して、ご自身のリングに加工することを希望するお客様が最近多くみられます。
とてもすばらしいことで、気持ちがさらに伝わる婚約指輪ができあがると思います。
ヴァンモアでは、石はリフォームできますが、土台のプラチナは、基本的には以下の理由があるためそのまま利用することはできません。
理由として、Pt900という金属は、90%は、世界共通のプラチナの素材ですが、あとの10%は、パラジウムやイリジウムなど配合しており、製造会社によって、成分が違います。
そこで、ヴァンモアのPt900の配合成分と他社のPt900を混ぜて加工してしまうと、貴金属の品質の低下や、制作上の問題(金属が上手く溶接できなかったりと)さまざまな問題があるため、基本的にはお客様の金属を下取りという形をとらせていただいてます。
ヴァンモアの貴金属の配合など。純国産精錬についてこちらのページでご説明
https://www.vanmore.co.jp/bridal/kikinzoku.html
また、デザインもシンプルなタイプしかできず、リングにする場合、削る部分も増えてしまいます。
ただ、形見のお品等、どうしても溶かして身に着けたいと希望される方は加工を承っております。
以前に溶かしてお作りいただいた2組のお客様の加工例をご紹介いたします。
1組目のお客様の事例。
お母様から譲られたダイヤモンドリング。
このままでは時代を感じさせ、高さもあるので、デザインを変えて身につけたいとのご要望。リング部分はどうしても溶かして作りたいとのこと。
溶かして加工をしようと思うと、鋳造の加工方法とは違い、お時間もかかり、形を削って整えるので、お粉になる部分もあり、グラムが減ってしまうリスクをお伝えしました。
また、デザインは複雑なデザインは加工できず、シンプルなデザインになります。
加工代はお客様のプラチナを利用したとしても、当店でプラチナをご用意し鋳造方法で制作をした場合でも、ほぼ同じぐらいの価格になる旨をお伝えいたしました。
それでも構わないとのことでしたので、お母さまのプラチナのリングを溶かして加工いたしました。
お母様への想いに心温まります。
デザインは当店のサンプルリングをご覧になり、お決めいただきました。
石枠のような細かい形は溶かしてお作りすることができないため、石枠は当店の型を利用し、鋳造したものを利用しました。リング部分は溶かして形作りました。
リング部分だけを溶かしてお作りしましたので、当店のプラチナを混ぜずにお作りができました。
(お問合せ番号P54289FRZT)
腕のデザインはシンプルなデザインですが、お母さまのリングだと思うと、より一層の愛着も持てますね◎
持込プラチナ枠を全てを溶かして1本の指輪制作をさせていただきましたお客様のリフォームリングの制作工程の動画がこちらでご覧いただけます◎
https://vanmore.co.jp/qanda/2020/03/28/post-3322/
また、大切で思い入れのある金属ですので、お石を外し、残ったリングは下取りという形でなく、お客様の地金のみを使用してプレートを製作してご両親様へメッセージ刻印を打つプレゼントジュエリーにする製作も可能です。
https://www.vanmore.co.jp/bridal/bridal_reform.html#kakou
ご両親様の大切な金属を加工することもできますので、ぜひご相談くださいませ。
加工代は25,000円 + 消費税~
(デザインによって変わります。)
過去にお受けした方たちの作品をご紹介します◎
加工できない参考事例もありますか?
そのようなプレゼントにできるんですね。
自分用で欲しいかも◎
下取りせず、保管しておいていつか加工したいなと思います。
それでは、ダイヤのみはリフォームできますか?
ご両親の地金を溶かして感謝のメッセージを込めた刻印メッセージは、当日結婚式のご両親へのプレゼントとして人気があります。
サプライズプレゼントになりますので、ヴァンモアとしておススメです。
確かに自分用にしても良いですよね◎
ご婚約指輪のダイヤをリフォームすることは可能ですので、ぜひご相談ください。
https://www.vanmore.co.jp/shopping_ec/engagementring.html
思っていたほど高くないのでリフォームも検討しようと思いますのでよろしくお願いいたします。
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そしていつまでもお客様と共に嬉しい楽しいを永遠にお届けしたくて...
感謝し続けるJewelry専門カンパニー。